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オランダAlkmaar ITFサーキットはやっぱり日本と少し違ってた


ここ3年ぐらい、この時期に毎年恒例になっているアムステルダムでのグローバルの会議。毎回かなりタイトなスケジュールで、宿泊場所も会議場所も到着地であるスキポール空港の中(のヒルトンホテル)ということで、一歩も街に出ることなく終える出張という感じで過ごしてました。アムステルダムの街中自体も以前歩き回ってある程度観光していた実感があったので、前泊したとしても街に繰り出す気にもならず。とは言え、去年からのテニスツアー観戦の流れで、上海マスターズのようなことがあるのでは(参考記事:『2017年上海マスターズ観戦旅行記』)?!と思い、当初2か月前ぐらいにATPツアーの確認は終えていて、そんなタイミングよくこんな場所では無いよねと諦めてたところでした。しかし!、ITFサーキットぐらいならあるんじゃね???と思い立ち、調べてみたら、アムステルダムから電車で一時間ぐらいの街でやってるじゃないですか!!ということで、日本でのサーキット観戦経験も今年5月の久留米(参考記事:『2018年久留米国際女子オープン観戦記』Editしかなかったものの、海外かつヨーロッパでのサーキットの実態が観てみたい!!という気持ちにかられ、弾丸で観てきました。気持ちは、大会を観戦するためではなく、今回は完全に視察です。


そう、ちなみに弾丸一人旅は意外と好きなんです。過去の出張でも、出張時の最後の半日で、かつ、いつも一人で、弾丸アテネ観光、弾丸スウェーデン世界遺産、弾丸ウイーンカフェ巡り、などなどをよく楽しんでます。


ということで、目的が“観戦旅行”ではなく、完全に“視察”なので、「今回の観戦旅行はこんなに楽しかったです♪(または大変だったです…)」的な内容ではないんですが、とはいえオランダで初めて電車に乗り、初めての街に行くというドキドキ感は万歳だったので、その辺のリアリティをお伝えするために、旅行記的なスタイルで書いていこうと思います。


観に行ったのは、この試合。

Future toernool Alkmaar(男女共催 賞金15,000$) https://futurealkmaar.nlEdit(写真は会場の入り口付近に積まれた、名産のチーズ)


おいおい、どこだよこれ。。というのが最初の印象ですが、初めての場所に行くのは慣れているので、とりあえずグーグルマップで検索。電車でホテルから一時間かからないというところまでは分かって安心。ただ、で、その電車はどう乗るのよ?乗り換え大丈夫なの?というのが不安満載。。


よく分からないながら、まずは切符を買ってしまえ!ということで、空港駅にいっぱい並んでる券売機を触り、Edit目的地の駅を選び、二等席の往復を選んで、とりあえず購入完了。まずは乗り換え地点だとグーグルが言ってるアムステルダム中央駅へ向かいます。ホームにいる駅員に「これはアムステルダム中央駅に行くか?」と聞いたら、「Directly」だと言うのでまずはOK。オランダの良いところは、世界一英語が通じる国だということ。さあ、アムステルダム中央駅で降りて、次の乗り換え。さて、どこに行こうか。。。グーグルマップは8a番線だと言っている。でも、海外は電車遅延は当たり前で、その都度発着のホームが変わるという話も聞くし。さてさてどうしたものかと思い、まあ困ったら人に聞けということで案内係に聞いてみました。最初はグーグルと違う電車を伝えられたんですが、「グーグルにはこう書いてあるが」と訊ねたら、「あぁ、そっちだ」ということで、結論はグーグルの指示通りに(笑)。ちなみに、これは帰りの電車でも同じことが。グーグルマップで調べておき、駅員さんに聞き、をしながら進むと、結論はグーグルが正しい。グーグルすげぇなあということと、オランダの電車は意外と遅れないのね、ということを感じました。

最寄駅からはグーグルはバスを指示してたんだけど、弾丸の中で、バスの乗り方に手間取ってるのは嫌だったし、知らない街を歩くのも大好きなので、30分間歩いて現地に向かうことを選択しました。こんな田舎道を通ったり、こんな公園の中を通ったり、こんな風車が見えたり、ただの田舎町なんでしょうけど、これはこれで楽しいです!今回の主旨とは違いますで写真はこのぐらいで控えますが笑。


歩くこと30分、ようやくテニスクラブ的なところが見えてきました!会場は"Tennispark De Hout"というところ。 https://www.tennisparkdehout.nl/

公式サイトによると、Alkmaar最古のテニスパークということなんですが、これが公営のコートなのか民間のテニスクラブなのかはサイトからはハッキリとは分かりませんでした。


行ったのが月曜日で一回戦というのもありますが、観客はパラパラです。でも大会の公式サイトには”例年は7000人の観客”という表記があります。ホント?!そもそもそんなにこの会場に入る???って気すらしてきます笑。ちょっとずつ解説していきましょう。


こちらのスペースが入ってすぐのところなんですが、コートを一面潰して、コートの上に床板的なものを敷き、パラソルの観客席と飲食店・スポンサーブースが設置されてて、リラックスして観るって感じの作りです。ここで何人かの選手たちもくつろいでたり、奥の女性選手たちはマネージャーらしき人とずっと打ち合わせしているようにも見えます。このスペースは慶應チャレンジャーや久留米国際80Kよりも余裕を持って雰囲気よく、しっかりと作られている印象を受けました。スポンサーはローカル企業なのかナショナル企業なのか企業名を見ても当然分からず、なんなら調べてみようかとも思いましたが面倒なので止めました笑。

そして、クラブハウスの前に仮設客席を3段ぐらい用意した感じのコートがセンターコートに。このクラブハウスは屋上にも登れるみたいで、そこからも観れます。うん、使い勝手のいいコートですね。とは言え、センターコート前に座れるのは多分100~200人だけじゃないかなと思います。ブース前のパラソルスペースはもっと少なくて60人ぐらいの印象。1日数回転しなければ7000人は集まらないと思うんですが。。こちらの写真は公式サイトからの引用ですが、決勝あたりになるとこのぐらい立ち見でいっぱいになるんですね。屋上もぎっしりに見えます。でも、私がいた日の観客は、選手の知人やコーチなどの関係者か、地元のおじさまおばさまのみって雰囲気でした。パラパラと若者も居たかな。このぐらいの観客の構成はあまり日本の小さな大会と違いを感じませんでした。違いがあるとしたら2点でしょうか。一つ目は日本ではよく見る、大きなレンズを抱えたファンの姿がほとんど無いこと。この日は写真の奥の方に写ってるお一人しか居なかったと思います。正直私がスマホでパシャパシャ撮ってるだけでちょっと違和感あって恥ずかしかったです笑。これは、選手のプライバシーへの配慮なのか、ファンとしてというよりも純粋にプレーを観て楽しむ文化なのか、どうなんでしょうね。二つ目の違いは、これまた先ほどの写真にも写っている、アルコールを飲みながらの観戦風景。日本だと、デ杯や楽天オープンのクラスになれば多少はそういう人を見ますが、チャレンジャーやサーキットだとそもそもアルコールの販売を見ないような・・・売ってましたっけ?写真に写ってるシニアの方、もうカフェで一杯ひっかけながら、ちょうどそこで試合やってるだけって雰囲気です。


今回ビックリした大きな事は、なんと主審一人!線審も居ないし、ボールパーソンも居ない!という事です。(写真は主審が椅子に座りながらゲーム数を操作して表示するユニークな器具)

大きな大会をテレビや現地で見ていると、審判というのはベースライン側にそれぞれ3人いて、サイドライン側も主審と反対側に3人いて、つまり主審線審合わせて一面に10人体制。そしてボールパーソンはネットに2人とベースライン側にそれぞれ2人の6人、合計16人体制。これが普通なのかなと感じちゃいます。それが、去年からいろんな大会を観戦することで、「あ、試合のランクによって違うんだ」ということを知りました。

今回は、ボールも選手自身で拾って、余計なボールは端に転がしっぱなし。試合後のブラシ掛けも両選手で。試合間のコートへのでも確かに、線審3人ボールパーソン1人を4面に付けて、休憩も考慮して倍の人数を手配しようとすれば、これで32人。32人分の人件費が浮くというのはかなり大きい気がする。ざっくり1人日給1万円なら32人で32万円、7日間で224万円ですね。これだけの金額を協賛で集めるのは大変でしょうから大きそう。今回の大会は、見た感じの現地の雰囲気では、数人で運営しているようにも感じました。もう市民大会感覚。これって、大会のグレードで規定されてるんですかね?


最後に、今回は、あんまり試合自体を楽しむことは目的に無かったので、そんなにじっくりと試合を観ることはしていないんですが、それでも第一印象から凄く感じたのが「強っ!」「なにこれ、ITF15Kレベルの一回戦だよね?!」ってものでした。イメージ的には、去年のウインブルドンで初めてジュニアの観た時の印象に近いかんじでした。ウインブルドンではジニアの本戦でしたが、ジュニアの試合自体見たことが無く、それがいきなりグランドスラムの本戦。なんだこのパワーは?!と感じたのを覚えてます。じゃあ、ITF15Kの一回戦そしてダブルス。比較材料が、今年の慶應チャレンジャーでの江原組が負けた男子ダブルス、そして今年の久留米のITF80Kの女子ダブルス。海外で私が浮かれていたからなのか分からないのですが、サーブもストロークも、男子も女子も、破壊力が全く違うように感じました。当然日本人がいない大会ですから選手たちの身長もデカい。出場選手のランキングを日本の大会と比べてみたいと思ったぐらいです(やっても良かったんですが、また今度に)。少なくとも、ヨーロッパの選手は常にこのプレーに揉まれるんだな、これはポイント獲得機会というよりも、成長機会として重要だろうなと強く感じてしまいました。


以上、初のヨーロッパITFサーキットの視察記録でした。ご質問があれば、ぜひぜひご連絡ください。
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2017年ウインブルドン観戦旅行記(こんなに楽しい!編)

前回の記事では、当日券のシステム the Queueは意外とハードルが高いわけではなくて、楽しいですよということを書きました。(前回の記事:『2017年ウインブルドン観戦旅行記(ウインブルドンはハードルが高いのか?!編)』

今回は、苦労していよいよ会場の中に入ると、そこまで行列に並んででも観に行く価値があるのか、という中身を紹介したいと思います。
(ただ、ある種ネタバラシになります。現地で初めて自分の目で見て、驚いてみたい、という人はあえて読み進めない方がいいかと思います。)


ガンバってQueueで並ぶとゲートをくぐるまでもテンションがあがる!

Queueが進んで行くと、こんな道を通って行きます。でもここは、並び始めるときにも通っているので大きな新鮮味はありません。
で、途中に!整理券をチェックするこんなゲートが現れます!うお、この先はなんだ?!と初めての私はドキドキしたんですが、、、実は会場に入るにはまだまだ歩くんです(笑)
でも、こんなウェルカム的な門が出迎えてくれて、7月までの準備の様子が書かれていたり、道の途中に、こんなちょっとした看板があって飽きさせなかったり、
もう少し行くと、オフィシャルパートナーのHSBCさんのイベントブースが(当然、まだここはウインブルドンの敷地外です)。ミニテニスぐらいの小さなコートでレッスンしてて、さすが立派なことやるねぇと思ってたら、このコーチの人に皆さんザワザワ。あれ誰なの?って周りの外人に聞いてみたら、「ヘンマンよ!」っておばさんが教えてくれました!おー、イギリスの英雄、美しいサービスアンドボレーのヘンマンか!!とテンションの上がったアジア人は、撮ってあげるわよのおばさまの優しさに甘え、ハイポーズ♪もう少し行くと何かの番組のブースがあったり(きっとそこそこ有名なキャスターや、元ぷろなんでしょうね。私には分かりませんでしたが。。。)フォトジェニックなスポットがあったり、早朝6時か7時ぐらいから列が動き始めて、会場に入るのが9時過ぎぐらい。テント泊の後のこの2、3時間は体力的にはなかなかシンドかったんですが、客を盛り上げようとしてくれているので、テンションが上がって、なんとか頑張れます!

テニス界のディズニーランドのような、どこを向いても有名人がいる感

「ディズニーランドみたいだよ」というのは、初めてウインブルドンに入る、土曜のQueueで早朝に入場ゲートまで歩いている間に近くにいた日本人御夫婦に言われたコメント(現地入りして初めて会った日本人で、かつウインブルドンにはQueueには何度も来ていた方らしく、疲れていたこともありホントにお話しできて気持ち的に良かった)
正直、どういう意味だか言われた時にはあまりピンと来なかったんだけど、入ってみて分かりました!
練習コートでは目の前にモンフィスが見れ、コートを出入りする選手が通るサインゾーンではオスタペンコやチリッチ、ブライアン兄のサインも貰え、辻野さんもいるし、いつもテレビで見ていた主審の方にもお会いして(実はこれがかなりテンション上がった)。
ウインブルドンに行くまでは、観戦もほとんどしたことなかったし、テニス雑誌からもかなり長い期間離れていたので、グランドスラムに出るようなトッププロでもほとんど名前も顔も分からなかったので、きっとかなりスルーしてしまった選手がいっぱいいたと思います。もっとテニスファンの人なら、ホントにウキウキだと思いますよ。

ウインブルドンらしいイベントに特別感

まず、入場してすぐ現れるのがセンターコート!この、ウインブルドンらしいというか、イギリスらしいというか、緑の外壁にウインブルドンに来た感情が高まります。
そして、開場後は観客は門の周りのショップやフードコートでたむろするしかないんですが、その後にコートへ移動していい解禁の時間があります。ここでは係りの人からの挨拶の後にみんなで行列して行進。これもかなり楽しい。(ほんとは動画で貼りたいんですが、貼り方がわからず。。。)
あとは、朝一の試合での芝でのボールの跳ねぐらいのチェック。へ〜、こんなのあるんですね。

トップ選手が近くて、大きさやプレーの迫力が桁違い

グラウンドコートならコートと同じ高さから、そして観客席は2、3列だけなので、ものすごい近さで観れます。とにかく感じたのは、男女ともに選手のデカさ。とにかくデカい。女性の体格もその辺の日本の男性よりずっとデカイ。こんな人たちと戦う日本選手は大変だなぁと感じました。

憧れのレジェンドのプレーも観れる

憧れのナブラチロワが招待試合に登場するというのを当日知って、これは見なきゃ!ということでセンターコートでのマレーの準々決勝を差し置いて、ワクワクして走って向かったコート。結果的には、ダブルスのナンバーワンプレイヤーだったレネ・スタブスとカーラ・ブラックという2人のレジェンドを知る機会にもなり、この試合にとても感動!!

有名なマレーマウントでシャンパンを

土曜日はここが人でいっぱい。土曜日だからかな?。で、みんな何してるかと言うと、ひたすら飲みながらテニス見てる。若い子たちもグループでシャンパンやワインを瓶で何本も持って。多分この人たちは、高いお金を払ってスタジアムに入るつもりもないし、前の日から並ぶつもりもない。早朝から並んでグラウンドパスだけゲットして、飲みながらウインブルドンを楽しむんでしょう。そんなものいいね。

やはり、フィッシュ&チップス

”イギリスにはフィッシュ&チップスしかない”という悪い印象しかない状態で乗り込みましたが、、、結果的には、ロンドンのPubで食べまくった他のフィッシュ&チップスよりも、ウインブルドンでのものが一番サクッとしてて、ダントツで美味しかったです♪これはオススメ!

なんと言っても、センターコートの特別感

ゲートを出て、目の前にセンターコートが広がったときの開放感と迫力。天気もあいまってだと思いますが、ブワーッと沸き起こる歓声など、高揚感は約束できます!

まだまだ書いてないことがありそうな気がするんですが、とにかく楽しめること間違いなしですよ!

2017年ウインブルドン観戦旅行記(ウインブルドンはハードルが高いのか?!編)

いよいよ今年のウインブルドンの開幕が7月2日とあと1ヶ月を切り、去年のワクワク感が蘇ってくる(予選はもっと前からだから実際にはもっと早くから)と思うので、その前に去年のことを記事にしておこうと思います。

※ライブな気持ちのまま書いている当時のFacebookはこちら


ということで、まずこの記事では、「行く」ということにフォーカスして、行ったことがある者として、なるべく具体的に伝えてみたいと思います。行こうと思い立ってからすごく感じたことは、「いつかはウインブルドン」とは何となく思っていたものの、知らないことだらけだったということ。行くと決めないと調べてみようなんて思わない。そんなもんだよね。


さて、まずちょっと興味を持ったら公式サイトを見に行きますよね。(Wimbledon公式サイト)当然全部英語なので、たいていここで心が折れると思います。次に、チケットどうやって買うんだろうと思って検索して行くと旅行会社のツアーとかに行き着くかもしれません。しかし例えばHISのツアー。センターコートかNo1コートしか扱ってないんですが、センターコートを取ろうと思うと2枚で1日40万円から188万円!!これはあくまで観戦チケットだけで航空券は別。折れますよね、ウインブルドンへの気持ちが。。

でも!

ここでウインブルドンを諦めてしまうことはありません。ウインブルドンには他のグランドスラムとの大きな違いがあるんです。それが「当日券」、通称the Queueという方法です。(公式サイトの情報はこちら)行列に並ぶってことですね。この当日券が2週目の水曜日まで、スタジアムであるセンターコート、No.1コート、No.2コート、No.3コート分が毎日各500枚、スタジアム以外のコートやパブリックビューイングが楽しめるグラウンドチケットが数千枚?発売されるんです。しかも値段はこちらの通り、ツアーよりも激安です。私が観た2週目の水曜日男子シングルス準々決勝でも£145(ざっくり2万円)

ただし、センターコートとかが欲しかったら、その名の通り、並ぶんです。しかも、かなり並ぶんです!笑。詳細はこちらのサイトを参照してもらうと良いと思います。英さんという方がまとめてくれているのですが、ウインブルドンQueuingの達人といった方で、多くの人がこのサイトを事前に勉強して行くようです。私は不運にもこのサイトに辿り着かず、現地で並んでいるときにお知り合いになりました。ガイドとしては英さんの情報が丁寧なので、私はあくまでブログ的に私の体験と主観を。

では、どのくらい並ぶのか。行ってすぐ窓口で買えて、会場に入れるって類のものではありません。しかし、グラウンドチケットなら昼ぐらいまでに行けば1,2時間で入れる?って気もします。私の時は、1週目の金曜日夕方から見に行こうと思ってたんですが16時ぐらいには当日券のグラウンドチケットが売り切れてました。

じゃあ、センターコート狙いだとどうなるのか。一泊が前提になるんです。だから公式サイトにもCamping という言葉が出てくるんです。私の場合は、去年の行った目的が、「ウインブルドンが観たい」ではなく「フェデラーをセンターコートで観る!」だったので必死です。だから前々日の早朝から並び始めました。つまり二泊(笑)。
ここまでのことをまとめてみると
  • グランドスラムで唯一ウインブルドンには「当日券」というシステムがある
  • 当日券の値段は旅行会社が持っている数十万円のチケットと違って、1万円から2万円ぐらいでとてもお手軽
  • スタジアム観戦にこだわりがなくウインブルドンが感じられればいいという人は、「当日券」まさに当日並べば大丈夫
  • お目当の選手がトップ選手または、せっかくならやはりセンターコートで観たいという人は、Campingを楽しんで一泊以上してチケットを手に入れる
こう文章で書くと「やはりウインブルドンもハードルが高い・・・」と思うかもしれませんが、いやいやそんな大したことでもないですよってことを伝えていきたいと思います。

不安1:そもそもどうやって行くの?

会議で初めて行く試合って心配ですよね。まずはそこから。私の場合はSouthfields駅から。電車を降りた瞬間にテンションが上がりますが、そういった話は今回の記事では割愛します。
大会期間中は駅を出る人のほとんどは観戦者なので、人の流れに沿って行けばいいので大丈夫です。歩いて行くと、下の地図の真ん中あたりを縦に走っている青い道路Wimbledon Park Roadを下に進む感じです。(地図はウインブルドン公式サイトから引用)ウインブルドン全体マップこのQのマークがあるQueue Entranceあたりまで行くと、看板で、チケットを持ってる人と持ってない人を嫌味に分けてくれてますので笑、ここを左に曲がって地図のWimbledon Parkに入っていきましょう。 Wimbledon Park全体がQueueの会場なので、行列の中に入るにはまだまだ歩きます。こんな道をぐいぐい進んでいきます。そうすると、ようやく広場らしき所に出て、きっと既に多くの小型テントが行列を作ってるのが見えるはずです。ここからの手順は英さんのページが参考になるので、割愛。

不安2:野宿なの?Campingって?

ここです。多くの友人に変人扱いされるのは。「野宿???」「テント???」と大きな抵抗を感じやすい部分でしょう。まず、一泊する人向けの行列は決まっていて、ディズニーランドのように立って並ぶわけではありません。列に入った瞬間に持参したテント(ルール上は2人用までの小型テント)を設置してしまいます。花見の場所取りのような感じでしょうか。こんな感じで整然とテントが並んで行くわけです。ちなみに、写真の手前の列の左側の黄緑色のテントが私のなんですが、はい、、、見て分かる通り、これテントじゃないですね。ビーチ用のただのサンシェード(笑)。お手軽なのはいいんですが、天気が移り変わるロンドンでは完全に失敗です。舐め過ぎてました。。勉強不足です。
さあ、場所を取ったら、あとは1日時間を過ごすだけです!

不安3:そんなに長時間並んでられる?

私もディズニーランドにでも行ったら、1時間並ぶだけでもウンザリです。それが、ほぼ丸一日だったり、私の場合は前々日の朝7時からなので丸二日です(笑)。
でも!
これが意外と大丈夫なんです。前提として「自分のテントから30分以上離れない」というルールがあるんですが、逆に言うと30分ぐらいの短時間なら好きにしてればいいんです。列の近所の人は自然と親近感で親しくなっちゃいますから、心配な場合は「ちょっと〇〇に行ってるね」と声をかけておくこともできますし。なので、公園内のいくつかの屋台や公園の外の近所のコンビニで食料を調達することもできますし、なんなら近所のスタバにちょっと休憩に行くこともできます。並ぶと言っても意外と融通が利くということは分かっていただけたかと思います。
とは言え、どんなことをして過ごすのか。
多くの人はピクニック状態でした。食事と飲み物(多くの場合はシャンパンやワイン)を持ち込んで、これまた持参してる小さなテーブルに広げて、オシャレなロンドンのピクニックが繰り広げられます。そしてバドミントンだったりフリスビーだったりボレーボレーだったり、はたまたトランプだったり。普通に田舎町での屋外での過ごし方なんでしょうね。なので、並んでいる人たちは別に変わった人たちというわけではなく、家族四人組(この場合、子供は小学生ぐらいから高校生ぐらいまで様々)や、夫婦二人組(20代から50代ぐらいまで?)、若者数人グループ、おばさま二人組、父と息子(俺の後ろにはアメリカから来た親子)など。本当にいろんな人が、世界中から来てました。
私はと言うと、ひたすら読書するのを楽しみにしてたのもあるので10冊ぐらいの本と、こんな椅子を持ち込んで、ノンビリと読書を満喫♪日本人の知人ができてからは、たまに一緒にお酒を交わしながら談笑、宴。

さあ、夜が明けたら、こういう荷物預かり所に、観戦に持ち込む以外の荷物(基本的にはキャンプ道具)を預けて、会場に向けて列が進んで行くことになります。その時間2時間ぐらい。実はこれが一番シンドかったりします(笑)
でも、これで晴れてウインブルドンに、そして上手くいけばセンターコートに入れるわけです!

いかがでしたでしょうか?少しはハードルは下がりましたか?地理的な遠さはあるんですが、もっともっと日本人が増えたらいいなぁと思います。日本人のQueueアンバサダーを名乗って取り組みたいぐらい。
何か質問があれば、気軽にご連絡ください!
興味が湧いたら、ぜひ行ってみてください!
一緒に行ったら楽しそうだと思ったら、機会が合えば一緒に行きましょう!笑

次回の記事では、どれだけ楽しいウインブルドンが待っているのか、という話を書きたいと思います!




プロフィール

西村 正一

Author:西村 正一
テニスツーリズムアンバサダー

2017年にWimbledon観戦に行ってから、テニスツアー観戦の魅力を広めていく活動に精力を注ぎ、上海マスターズなどの海外の大会や、日本の地方のサーキットなどにも足を運び、情報発信をしています。
仕事は経営企画職で、いろんな人をファシリテーションしながら経営戦略やビジョンなどを策定していくのが最近のメインです。

Twitterアカウント:@sho1246ra

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